Thursday, 13 January 2011

DESERT FLOWER

去年からなんとなく気になっていたこの映画、1月末で上映終了と聞いたので、急いで観に行きました。


ソマリア出身であるモデルの自伝を元に作られた映画。
彼女については昔「世界仰天ニュース」で観たことがあったので、ちょっとばかり覚えていました。
ワリス・ディリー。ワリスという名前は「砂漠に咲く花」の意味なんだそう。

親の言いつけにより13歳で結婚させられそうになったことが原因で、ワリスは夜中に家から逃げ出します。
その後母親の妹の夫である駐英ソマリア大使のメイドとしてロンドンへ行き、
任期が終了したあとに働いていたハンバーガー店でファッションフォトグラファーに見いだされ
モデルとしてのキャリアをスタートさせる・・というあらすじ。

ワリス役は本物のアフリカ系スーパーモデル、リヤ・ケベデ。
最近ではH&Mの広告でもおなじみの彼女。
ピンクの眩しい民族衣装を着ても、ダサダサのベンチコートを着ても、ファストフードの制服を着ても
本当に美しかった。そりゃ目立つわ!!


ワリスのお友達、ダンサー志望でオーディションに落ちまくるマリリンちゃん(いい子!)と正反対に
映画の中のワリスはトントン拍子でモデルになってしまうので
あぁやっぱり神様ってば不公平・・なんて思ったりして
正直「砂漠の遊牧民だった少女がロンドンでの路上生活を経てトップモデルになる」
というサクセスストーリーとしては特にドラマティックだったり新しい部分はないのだけれど
この映画にはもう1つのテーマがあるのです。

アフリカの一部地域で今も行われている女子割礼。
この風習を世界中の人たちに知ってもらうこと。これがこの映画のメインテーマ。
わたしたちの日常からはかけ離れていて想像もできないことで、本当にショッキングでした。
不衛生な環境での手術で命を落とす人たちもいる。
運良く生き延びても身体的な苦痛は続き、心にも大きな傷を負う・・・。

軽い気持ちで観に行ったら、なかなかの社会派映画。
ワリス本人も現在は人権擁護家として、女子割礼の撤廃を訴える活動に携わっているそう。
ソマリアを出て有名になったからこそ世界に伝えることができた祖国の実情。
西暦2000年を過ぎた今も地球の反対側でこの現実に苦しむ女性達がいるのだと思うと心が痛いです。


click me please
↓↓
<span style=
<span style=