Sunday, 24 April 2011

BLUE VALENTINE

とっても映画に詳しい知り合いが、絶賛していた映画。

「カナダにいたとき一足早く観たんですけど、すごくいいですよ。
ほんっっとに絶対おすすめです、ブルーバレンタイン!!」

彼がそんなに絶賛するのなら間違いないのだろうと思って公開初日に観て参りました。

男女が出会い結婚して、いつしかすれ違い衝突してゆくはなし。

病院で働く努力家のシンディと、朝からビールを飲んで仕事に行く塗装業(ほぼ無職)のディーン。
2人は結婚し、フランキーというかわいい娘も授かっています。だけど何かが違う夫婦生活。
シンディは夫にある負い目を感じつつ、内心彼にはもっと熱中できる仕事に就いてほしいと思っている。
ディーンにとって何よりも大切なものは家族で、妻にはもっと自分を愛してほしいと思っている。
だけどそのことを口に出してはいけないと思っていた2人。

ある日一家の愛犬が不慮の事故によって亡くなってしまったことから
お互い抱えていた不満がすこしずつ、すこしずつ表に出てきて、その溝はだんだんと大きくなってゆく。
どうにか昔を思い出して関係を修復しようと試みる2人ではあったのですが・・。


うわーん!!!

「あぁ、わたしもこのままいくとこういう人生を送ってしまうんだろうな・・・」
というのが超個人的な最初の感想です。
(あっ、いろいろと突っ込むのは勘弁してください)


結婚後の「今」と、結婚する前の「しあわせだったあの頃」を
時間軸をずらしながら交互に描いている点で
『エターナルサンシャイン』や『500日のサマー』的だけれど
もっとずっと現実的で、ズドドーン!!とくる映画です。

「今」の2人は結婚して7年。生活するのにいっぱいいっぱいで、外見に気をつかう余裕もない。
「しあわせだったあの頃」の2人は若くてキラキラしてて、自分たちは絶対幸せになるんだと信じていた。
その対比がリアルすぎる。
ミシェル・ウィリアムズとライアン・ゴズリングの演技がリアルすぎる。
ちょっとしたドキュメンタリーを観てるような気分になります。

「今」の疲れきった夫婦を演じるに当たって、主演の2人は体重を増やし、
ライアン・ゴズリングに至っては生え際の髪の毛を抜いてハゲをつくり撮影に臨んだそう。


バスの中での運命の再会、
ディーンがウクレレを弾きながら歌をうたって、それに合わせタップダンスするシンディ、
白のレースワンピースと水色のストライプジャケットに身を包んだ2人の幸せそうな結婚宣誓式・・・
とってもキュートな2人の過去が、余計に今を辛くする。


「あの頃はよかった」「こんなはずじゃなかったのに」


どん底な気持ちと最高に眩しい気持ちが交互に襲ってくるこの映画。
あんなに好きあって結婚したはずなのに、愛情ってかたちをかえてゆく。
エンディングの、花火がパッとあがって散ってゆくかんじ、まるで2人のことみたいです。

せつないなー。


click me please
↓↓
<span style=
<span style=