Wednesday, 19 October 2011

Tübingen

わたしのお世話になっている南ドイツの小さな町から電車で数分のところ。
大学の町として、そして「車輪の下」の著者へルマン・ヘッセゆかりの地としても有名な
テュービンゲンという小さな町へやってきました。

恥ずかしながらわたしはドイツに来るまでこの町の存在すら知らなかったのですが
「テュービンゲンはものすごくラブリーな町。絶対みみこも気に入ると思う。」
という友人の言葉を信じ、いざ駅へと降り立つと・・・・

大 興 奮 !

何度「すてきすぎる〜」と叫んだことか。それはもう絵本の中の世界。

駅から中心街へと向う途中、さっそく昔ながらの木組みのお家がこんにちは。

ネッカー川に架かるエバーハルト橋からの眺め。
川沿いに連なるのはさんかく屋根のカラフルなお家。青空も手伝ってパーフェクトな景色。

アルフォンス・ミュシャを彷彿とさせる壁画が印象的なテュービンゲン市庁舎。
ゴ・・・ゴージャス!

 市庁舎前のマルクト広場。
子供の頃からさんかく屋根の建物に憧れていたわたしにとってこの光景はもう・・・たまりません。

 裏道に入っても、さんかく屋根がお行儀よく並んでいます。

おとぎ話ムード満点。
普通にこのドアからおばあちゃんの元へお見舞いに行く赤ずきんちゃんが出てきそうじゃないですか!
(出てきません)

ドイツに来てから、 大きくてかっこいい犬をつれた人を多数目撃しています。
なんだかイメージ通り。

 この町にはアンティークショップもたくさん!
手の出ないお値段ですが、見てまわるだけでもしあわせ。

 すっかり秋模様。葉っぱも絵になります。

高台にあるホーエンテュービンゲン城美術館。

そのお城の城壁にて、スリリングな高台ピクニックをする若者を発見。
わ・・・わたしには怖くてできない・・・。

黄色い壁がかわいらしいパブにて、夕方からビールを飲むお姉さん方。いいなぁ。

というわけでわたしたちも・・・

泡がしっかりと立った、ヴァイスビールを注文。
苦みがなくてとってもフルーティー。
マスタードをたっぷりと付けたソーセージといっしょに頂きました。絶品です。
プハーっと、旅の疲れも吹っ飛ぶ瞬間・・・(●´ω`●)

 やっぱりどこを歩いても街並がかわいすぎる件。

 坂道に掲げられた、手作り感あふれる「ゆっくり運転して下さい」の注意書きもかわいい件。

旅の最後は、ネッカー川沿いにてリラックス。木々も秋仕様に色づいて来たところ。
ピクニックをする人で賑わっていましたよ。


さんかく屋根の印象的なテュービンゲン。
決して大きな町ではないけれど
夕方ともなれば授業を終えた大学生が大勢やってきて、町はとってもにぎやかに。

パンをかじり、数式の書かれたプリントを眺めながら道を歩く学生、
鞄に入りきらなかったと思われる数冊の本を抱えて横断歩道を横切る女の子、
アイスクリームを食べながら楽しそうにおしゃべりしてるグループ、
あえて自転車には乗らず、手で自転車を押しながら並んで歩いてる学生カップル、
なんだかみんなまぶしいよ!


「わたしまだハイデッガーの『存在と時間』が読み終わらないよ〜」
「存在者が存在するとはどういうことか・・・なんて考えただけで混乱してきちゃう。
わたしドイツ哲学なんて専攻するんじゃなかった!」

「文学史の授業でいつも一番前に座ってる三つ編みの女の子、よくみると可愛くない?」
「あぁ、あの子はハンナってんだけど、残念ながらクラウスとつきあってるよ」
「・・・まじ・・・」
(どうでも情報:妄想の主はドイツを舞台に壮大に繰り広げられる名作『オルフェウスの窓』の
クラウスが好きでたまらないのであります。)

「今日まだ月曜日だけど夜パブ行く?」
「もちろん!8時にいつものとこね!」

ドイツ語が全くわからないわたしは、キラキラ輝く学生達をみながら
ドイツに関する少ない知識(ほぼ皆無)を絞り出し、心の中で勝手に妄想アテレコするのであった。

青春だね、みんな・・・。

こんな素敵なところで毎日勉強できるって、いいなぁ。