Friday, 4 November 2011

The Woodland Cemetery

ぐるっと360度本に囲まれる、ストックホルム市立図書館を設計した
建築家グンナール・アスプルンド氏によって手がけられた最後の作品スコーグスシュルコゴーデン。
日本語で「森の墓地」。世界遺産にも登録されているそう。

わたしはこの場所のこと、全然知らなかったけれど
在スウェーデン歴の長いけいちゃんが「すごくおすすめ」と教えてくれたので
よく晴れた朝、早起きして行って来ました。

「人は死んだら森に還る」

そう言い伝えられている、スウェーデン人の心を表した場所。自然に抱かれて眠る。

一面に広がる緑の芝生とゆるやかな丘。
あまりに綺麗すぎて、なんだか鳥肌がとまりませんでした。

入り口からまっすぐゆくと見える、おおきな十字架。

丘のてっぺんからの景色。

大きな森の中にぽつぽつと墓石が点在しています。

スウェーデン出身のハリウッド女優グレタ・ガルボもここで眠っているのです。
設計を手がけたアスプルンド氏もまた、ここで眠っているそうです。

墓石のかわりに木を植えたのでしょうか。

礼拝堂。ここでは宗教に関係なく、希望する全ての人の葬儀が行われるのだとか。
職員さんが壁画のことを色々と説明してくれました。
朝日が、東に面したこの壁画に描かれている太陽と全くおなじ場所を通ってのぼるのだそう。
描かれている様々なモチーフが「再生」を意味しており、おなじく再生を意味する数字の「8」が
至る所に使われています。

哀しいくらいに赤いバラ。

お供えされたものから、残された人達の愛情がひしひしと伝わってきます。

小径に並べられたたくさんのキャンドル。


全てが計算された美しいランドスケープは、確実に
残された人たちの悲しみを少しずつ少しずつ癒してゆく手助けとなっている。
建築と自然って、こんな風にとけあうんですね。


いつか死んだら、こんなところで眠りたい・・・。
感動。