Wednesday, 7 December 2011

Munich

せっかくプラハまでやって来たのだから、お隣ドイツで開催される
かの有名なクリスマスマーケットもちょっと見てゆこうじゃないか。ということで
電車でピューンとミュンヘンまでやって参りました。

さっそくのミュンヘン中央駅はこれでもかというくらいにクリスマスのデコレーションがほどこされ
行き交う人々もどこか楽しげ。
その様子はロンドンよりもプラハよりもずっと盛り上がっているぞ・・・。

それもそのはず、クリスマスマーケット発祥の地はこちらドイツのドレスデンだそうで
「世界最古のドレスデン・世界最大のシュツットガルト・世界一有名なニュルンベルク」
この3都市のマーケットは「3大クリスマスマーケット」と呼ばれているそうな。

・・・ん?
ミュンヘンは?「3大マーケット」に入ってないけど・・・?あれっ、あれれ?

ドイツで1,2を争う大きな都市だからクリスマスマーケットも最大級に有名だろうと信じていた
自分のあさはかさとリサーチ不足に少々落ち込むも
ミュンヘンのクリスマスマーケットだってなかなかおもしろいという情報を
以前聞きつけていたではないか!だからここへ来たのではないか!
と自分を励まし、街へと繰り出しました。


キリスト教徒が多いわけではない日本では
「クリスマスだからデート」「クリスマスまでに彼女/彼氏つくる!」
という謎の発言がちらほら聞こえるように
イエス様そっちのけで何故だかカップルの日としてばっちり定着し
商業的なにおいのプンプンするイベントとしてお馴染みのクリスマスですが
ヨーロッパでは家族が集まり朝から晩までおいしいご飯をたらふく食べ、日々の感謝をわかちあう
本当に、一年で一番大切な日。

それゆえにクリスマスへの気合といったら、日本人が新年を祝うように・・・
いや、もしかしたらそれ以上のものがあるかもしれません。

日本のクリスマスしか経験したことのないわたしにとって、
クリスマスを待ち望み準備にいそしむヨーロッパの様子はたいへん新鮮に写り
見てるだけでもわくわくしてしまいます。

市内で最大最古の市場、ヴィクトアーリエンマルクトを通過し・・・

何故かイノシシさんと記念撮影をし・・・

てくてくとミュンヘンのど真ん中、マリエン広場へと向って歩くと。

ぽつぽつと、クリスマスマーケットが現れ始めました。

オーナメントを売るお店、キャンドルを売るお店、クリスマスリースを売るお店・・・。
中でもやっぱりダントツで人気なのは、食べ物のお店。
冷え込んだこの日、温かい食べ物を求める人で食べ物屋さんは大にぎわい。

お店ごとにデザインがちがって、見てるだけでも楽しいのです。

「フンフンフーンフンフンフーン♬フンフンフーンフフーン♬」
(・・・・・無意識にも「ジングルベル」を鼻歌で歌っているわたし)


お店にぎっしりと並べられたクリスマスグッズの数々。
そのディスプレイの仕方がそれぞれに、センス良くてとってもすてきなんです。

ほら!!

たっくさんの小人サンタと、天井からぶら下がるオーナメント。
完全にメルヘンの世界。

こちらはフェザー屋さん。
ロマンチックムード満点。

寝せると目を閉じる、あの人形たちも発見。
夜になるとみんな動き出しそうです・・・!

こちらは「クリッぺ」と呼ばれるキリスト誕生の日の様子を再現した模型。
聖母マリアから赤ちゃんのキリスト、3人の賢者に馬小屋の馬までが
ミニチュアとなって売られております。

なにやら教会の前が賑わっていると思うとそこにはグリューワイン屋さんが。
シナモン、グローブ、レモンなどが入った、甘くておいしいこのホットワインは
クリスマスマーケットに無くてはならない存在。

甘い匂いに誘われて、わたしたちもグリューワインタイム・・・。
冷えたからだがじわ〜んと温かくなってゆきます。カップも2011年仕様でかわいらしい。

どどーんとゴシック様式がまぶしいミュンヘン市庁舎。

ハチミツとスパイスがたっぷりのドイツを代表するお菓子といえばやっぱりレープクーヘン。
わたし、これだいすきです。

さすがドイツ、街を歩けばクラシック音楽が聴こえてくる・・・。
この方たちは「トルコ行進曲」や「渚のアデリーヌ」「アヴェマリア」など
誰もが聴いたことのある曲を演奏していたので
大人から子供まで多くの人が足を止めて聴き入っていました。

ニュンフェンベルク城前。見た事ないくらいにたくさんの白鳥たち!

ドイツの馬さんたち。今日もみんなをのせてお疲れさまです・・・。

夕方にはマリエン広場周辺を楽団さんがマーチ。

「ソーセージが食べたい!」というわがままを叶えるべくドイツ料理のお店へ。
ソーセージとザワークラウトの相性が最高すぎる。

もちろん大好きなヴァイスビールも注文。
グラスから数センチはみ出してもこぼれない、その泡具合に感動。

しかしレストランだけでは飽き足らずその後ミュンヘンの有名ビアガーデン、ホーフブロイハウスへ。
わたしのようなお酒大好き観光客が大勢、酔っぱらうためここへとやって来るのである・・・。

どどーんと黒ビール1リットル。ピッチャーではありません、一人前です。
・・・わたしこれ2杯とその他ハーフリッターのビールを数杯いただきましたからね・・・。
(のみすぎ)

メニューもコースターも何気にかわいかったです。
テーブルは、過去に酔っぱらったお客さんのらくがきでいっぱい。

暗くなったので再びマーケットのイルミネーションをみようとマリエン広場まで戻ってきました。

市庁舎前の大きなクリスマスツリー。ゴージャス。息をのむくらい綺麗でした。

街のお店も派手めにライトアップ。
色がどんどんかわっていくので、5分くらいずっと眺めてました。

街全体がオレンジ色で、ものすごく幻想的だったミュンヘンの夜。

永遠と鳴り止まないかに思える音楽と人々のはしゃぐ声、あまーいグリューワインの匂い・・・。
お昼もいいけど、やっぱりクリスマスマーケットは夜が最高に綺麗。魔法にかけられたようです。


正直、プラハでその美しさに完全ノックアウトされたわたしは、ミュンヘンに向う電車の中で
「プラハのあとじゃ、もうどこに行っても感動出来ないかもしれない・・・どうしよう。」
という謎のネガティブな考えを持ったりしたのですが
このミュンヘンのハッピームード満点なクリスマスマーケットと
「ドイツ人の中じゃ一番陽気でお祭り好き」と言われるミュンヘンの人々の元気さで
すっかりエンジョイしました、ミュンヘン。

その街にはその街の、いいところって必ずあるやね。

一年で1番いい時期に来れてほんとによかったな。