Saturday, 3 January 2015

38 Hours in Vienna


夏に日本へ遊びに来たパヴェルとマルツェルに車を運転してもらって3時間。
チェコの南東部から国境を越え、オーストリアのウィーンへやってきました。

島国に住んでいるわたしにとって、車で隣の国へ行けるという欧州の事実はいつまでたってもピンとこないんだけれど
国境を越えてから「ウェルカムトゥーオーストリア!」と叫んだマルツェルの声と
道脇に掲げられた看板の中に書かれていたドイツ語 に
あぁわたしってばさっきまでとは違う国に来たんだなぁ・・・とようやく実感が湧いたよ。


夜に着いてそのまま1泊し、2日目に街をまわって3日目の朝帰路につくという
余裕のないスケジューリングが学生時代の弾丸旅行の様 で、 懐かしく楽しかった。

久々の青空の下、まずは音楽の都らしく、ウィーン国立歌劇場へ。
本場のオペラはまだ聴いたことがないから、いつかここで魔笛を観たいな。

シェーンブルンのパルメンハウス(温室植物園)は太陽がたっぷり入り込むようガラス造り。
ロンドンのキューガーデンにも似たものがあるけれど
こちらのほうがころんとした形でかわいらしい。


そしてこちらがずーっと来てみたかったシェーンブルン宮殿。
ハプスブルク王朝歴代君主の離宮です。
う、う、う、うつくしいー!とひたすら感動。

公園の丘からは宮殿とウィーンの街が一望できてものすごく気持ちよかった。
ランニングしている人、犬を連れてお散歩している人、サンドイッチを食べている人。
こんな美しい風景が日常だなんて羨ましい限り。

丘の上のこちらは奥の方が音楽カフェになっていて
ヴァイオリンでモーツァルトのソナタが奏でられていたよ。

ウィーンの街並みは素朴で控えめなところと限りなくゴージャスなところと
双方のバランスが上手にとれていて、パリとプラハの次に好きだと思いました。
街行く人もカフェのお兄さんもみんな穏やかで優しい印象だった。

聖ペーター教会の横にある淡いピンク色の建物が素敵。
青い空に映える!
この頃のウィーンは驚くほどに暖冬で、秋口のような気持ちよさでした。

駅の隣の小さなお土産屋さんもなんだか可愛らしい佇まい。
整然と並べられた新聞にポストカード、フライヤーたち。

シュテファン大聖堂。
モーツァルトとコンスタンツェ(悪妻という噂も・・・)が結婚式を挙げた場所です!!
地下にはカタコンベもあるんだって。

クラシカルな印象の駅の改札 。
床のタイルの模様がすてき。
ヨーロッパの、古いものを 壊すのではなく残して上手に使ってゆく姿勢がすきです。

街ゆく馬車の数が今まで訪れたヨーロッパ諸国の中でいちばん多かったウィーン。
わたしも乗りたかったのに友達たちに「恥ずかしいよ!」って却下された。
ちーん。

なぜか街に落ちてた謎の大きなプラスチック製のハートとマルツェル。
マルは英語に加えてドイツ語も堪能なので、今回の旅で色々通訳してくれて助かったよ。

マリア・テレジア広場右手にはオーストリア国旗が風に揺られていた。
この広場には美術史美術館、自然史博物館が建っています。
観光客が必ず訪れるウィーンの中心。

いぇーい!カメラからはみ出るほど大きいシュニッツェル!
ヴァイツェンビールとの相性抜群でめちゃめちゃ美味しかったんだけど
全部食べきることができず、残りは残飯処理班のボーイズへ横流しする結果に・・・。

プラーター遊園地内にあるのは
『ビフォア・サンライズ』でセリーヌとジェシーがデートをした古い古い大観覧車!
ロマンチックがとまらない場所です。

ホーフブルグ宮殿。シェーンブルン宮殿が離宮なら、こちらは歴代皇帝の本当のお住まい。
今はオーストリア連邦大統領の公邸があります。

日も落ちてきてライトアップされたウィーンの街はより一層幻想的!
どこからかバイオリンの音も聞こえてきて、思わず手を広げくるくると踊りだしてしまった夜。


フランス出身の昔の恋人が「世界で一番美しいのはウィーン」と言っていたの、
当時のわたしは「パリに勝るほど美しい都市があるわけないじゃない!」と信じていなかったのだけれど
ウィーンはパリに勝るとも劣らない素敵な街でした。
ハプスブルク家の栄華と煌びやかさを随所に残しつつ奥ゆかしくて。

今回は観光名所をたくさん見てビールを飲んでとことん酔っぱらった(そして潰れた)旅だったので
何年後かに再びこの場所を訪れて、素敵なワンピースを纏いカフェでまったり過ごす1日と
昼は美術館をのんびりと巡り夜にはコンサートへ向かうクラシカルな1日と
セリーヌとジェシーのようにひたすら会話を続けながら街を歩く1日を過ごしたいと
心の底から思いました。